東京都渋谷区恵比寿の鍼灸院
赤岩治療院
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顎関節症の自分でできる簡単マッサージと鍼灸治療をご紹介

顎関節症によるあごの痛み

顎関節症のあごの痛みでお困りの方に、自分でできるマッサージの方法をわかりやすくご紹介します。

顎関節症のマッサージの方法

顎関節症の痛みの緩和には、物をかむ時に働く咬筋(こうきん)というあごの筋肉の凝りをゆるめると効果的です。簡単にできるので、ぜひお試しください。

  1. 咬筋の場所
  2. マッサージの手のかたち
  3. マッサージの方法
  4. 注意点

1.咬筋の場所

咬筋の場所

咬筋は、耳の前にある骨(頬骨)とあごの角の間にある筋肉です。歯をグッとかみしめた時、盛り上がるところです。

2.マッサージの手のかたち

咬筋マッサージの手のかたち

手を軽く握って指の平らな面を使ってマッサージします。

3.マッサージの方法

咬筋のマッサージをしているところ

指の平らな部分を咬筋に押しあて、口をポカンと開けながら(あごの力をぬいて)小さな円を描くように、クルクルとマッサージします。

 

咬筋マッサージの方法

4.注意点

  • 少しでも「痛い」と感じたらやめましょう。「気持ちいい」と感じる程度の強さでマッサージします。刺激が強すぎると、痛みにつながることもありますので、注意しましょう。 

 

  • 皮膚をこすらないようにしましょう。表面ではなく、指をしっかり密着させてほぐすイメージです。 

 

  • 朝と寝る前の1日に2回程度が良いでしょう。

顎関節症の鍼灸治療について

咬筋への鍼治療

顎関節症によるあごの痛みの原因の1つが咀嚼筋(そしゃくきん)の凝りによるものです。治療では、咀嚼筋や顎関節の周り、首、肩の凝りを鍼やマッサージでていねいにほぐします。

 

【咀嚼筋(そしゃくきん)とは】

物をかむ時に働く筋肉です。咬筋、側頭筋・外側翼突筋・内側翼突筋を合わせて咀嚼筋といいます。

顎関節症でお困りの方へ

首と肩の鍼

あごの痛みが強くなると、口が開けにくくなるなど日常生活の食事・歯みがき・会話など、不便を感じる場面が多くなります。とてもストレスになりますね。

また、あごの凝りから側頭部の痛みや頭痛につながることもあります。 

 

そのため、気持ちがウツウツしたり、ふさぎ込んでしまう方も少なくありません。

 

そうなる前に、鍼治療を試してみませんか?

セルフケアとして咬筋マッサージを取り入れていくことで、鍼治療の効果も持続します。

 

また、咀嚼筋の1つでもある側頭筋(そくとうきん)をゆるめるとより効果的です。

咬筋マッサージとあわせて、こちらもお試しください。

簡単!耳ほぐしで頭痛・めまい・自律神経の乱れを整えよう

 

顎関節症のあごの痛みでお困りの方は、どうぞお気軽にお問合せください。 

 

赤岩治療院 鍼灸師 赤岩聡