美容鍼灸について

美容鍼灸では、お顔への鍼と身体への鍼灸治療を組み合わせて施術いたします。
当院の美容鍼灸の効果が長く続く理由は、土台となる体調・体質をしっかり整えるからだと考えています。
「お顔も気になるけど、身体も整えたい」という方、美容と健康の両方に変化や不調があらわれる更年期や更年期障害でお困りの方に、美容鍼灸の施術内容をご紹介いたします。
このようなお悩みにおすすめします
施術内容
表情筋のバランスを整える

たるみ・ほうれい線・眉間のシワには次の2つが関係しています。
- 顔の筋肉(表情筋)の状態
- 肌のハリ・弾力
顔には表情を作るときに働く”表情筋”という筋肉が30種以上もありますが、表情筋にはよく使われる筋肉とあまり使われない筋肉があります。
この筋肉のアンバランスを鍼で整えます。
肌細胞の働きを高める

鍼が肌の真皮層に届き血流を促す事により、次のような効果が考えられています。
- 線維芽細胞によるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の産生を促す
- ターンオーバー(表皮の生まれ変わり)を促す
- 老廃物の排出を促す
鍼による効果は血流を促すことによって、線維芽細胞に十分な血液を送り届けてその働きを高めることです。
線維芽細胞から産生されたコラーゲンが肌のハリ、エラスチンが弾力、ヒアルロン酸がうるおいを支えています。
線維芽細胞の働きは大変重要ですね。
当院の施術では、ご自分の線維芽細胞から美肌成分を作り出せる肌を目指します。
参考書籍:医学的に正しい美容鍼/北川毅著 (株)BAB ジャパン発行
首・肩のコリや緊張をゆるめる

首コリ・肩コリに、ポイントをみきわめた鍼と丁寧なマッサージでゆるめます。
これにより3つの大きな効果があります。
- 正しい姿勢がとりやすくなる
- くすみがとれて肌色が明るくなる
- むくみがスッキリする

正しい姿勢は、フェイスラインのたるみに大きく関係しています。
猫背やあごが前に出た姿勢が長く続くと、皮ふが姿勢にあわせて次第に伸びてしまい、元の状態に戻りにくくなってしまいます。
特に関係が深いのは首の横にある胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)と後頭部(首のつけね)の筋肉です。
目の疲れ・あごの痛みへの鍼

目の周りにあるツボやあごの筋肉(咬筋:物をかむ時に働く筋肉)・頭の横にある筋肉(側頭筋)などの張りや緊張をゆるめます。

歯ぎしりや歯のかみしめをしていると、あごやこめかみの痛みが起きやすくなります。上下の歯が接着しないように、筋肉がゆるんでいる状態を作り出すことが大事です。
当院では、セルフケアとして咬筋マッサージの方法もご提案しています。
自律神経のバランスを整える

このような不調はありませんか?
- 冷えが気になる
- むくみやすい
- 緊張しやすい
- 胃腸が弱い
- 眠りが浅い
- 疲れやすい
- イライラしやすい

当院では、東洋医学にもとづいて「気」「血」「水」といった体内に流れる物質の”めぐり”を整えます。
不定愁訴(心と体に現れる様々な不調)や自律神経の乱れ・更年期障害でお困りの方にもおすすめいたします。