
マスク生活も長くなりましたね。
今日は、当院で行っている
【マスクによる頭痛】への鍼治療を
ご紹介いたします。
側頭筋をゆるめることが大事

マスクによる頭痛には
マスクゴムによる筋肉のコリや緊張を
ゆるめることが大事です。
耳のまわりにある筋肉の中でも
側頭筋のコリは、
マスク頭痛の主な原因と考えられます。
実際に、
こめかみや側頭部に痛みを感じる方の多くに側頭筋の緊張がみられます。
また、耳のまわりにある筋肉は
頭、首、肩、顔とつながっているため
長時間マスクをつけ続けることは、
頭痛や首肩のこり、顔面の痛みなどにも
波及しやすくなります。

当院の鍼の施術例
【Kさん 30歳代 女性】
(症状)
マスクをしていると耳がこる感じがして、
しだいに目を開けるのがツラく頭痛がおきる。首のコリと頭が重く感じられてPC画面を見るのがツラい。
(主な施術内容)
●耳のまわりの筋肉への鍼
(上耳介筋、前耳介筋)
●首、肩への鍼と手技
(後頭部、僧帽筋、胸鎖乳突筋、斜角筋)
●顔、頭への鍼
(目のまわりのツボ、側頭筋、咬筋)
●肩甲骨まわり、腰などへの手技
(施術を受けた方のご感想)
「視界がひらける感じで、頭の重さがなくなり目があけやすくなりました。
身体全体がほぐれた感じで、治療の後は良く眠れます。呼吸も楽になります。
目の印象がかなり良くなったのも嬉しいです。」
(施術者より)
Kさんは片頭痛と緊張性頭痛の混合型の可能性が疑われて、マスクによる刺激は頭痛の引き金になりやすく、初めてご来院された時はとてもツラそうな様子でした。
定期的に施術を受けられると、
次第にご来院時のお顔(特に目)の印象が
変わってきました。
まぶたがスッキリとされています。
仕事柄PCを一日10時間以上見続ける…
とのことでしたので、
緊張やコリをためないでリフレッシュすることが大事かと思います。
まとめ
もともと首・肩がこりやすい方や
片頭痛が起きやすい方は、
マスクの刺激が頭痛の引き金となりやすく
コロナ過はツラいところですね。
本来はマスクをはずしたいところですが、
そうもいかない世の中ですので、
なんとか上手く工夫して乗り切りたいところです。
こまめな対策としては
●人と離れているところではマスクをはずして深呼吸や水分補給
●耳のまわりのマッサージやストレッチ
●マスクスプレーで気分をリフレッシュ
…などなど
大切なポイントは
”コリや緊張をためない”
ことです。
それでも中々よくならない場合は、
当院の「マスク頭痛に対する鍼治療」を試してみませんか?
60分・90分・120分のそれぞれのコースの中でマスク頭痛に対する鍼治療を行いますので、はじめの問診の時にお悩みをお聞かせください。
症状の悪循環が始まる前の
早めのケアがおススメです。
どうぞお気軽にお問合せください。
赤岩治療院 鍼灸師 赤岩 聡