東京都渋谷区恵比寿の鍼灸院
赤岩治療院
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目の痙攣(眼瞼ミオキミア)に効くツボと鍼灸治療のご紹介

眼輪筋の場所

目の痙攣(眼瞼ミオキミア)は、目の周りの筋肉(眼輪筋)が無意識に収縮(ピクピク)してしまう状態の事をいいます。

このページでは、目の痙攣に効果があるツボ(経穴)と鍼灸治療をご紹介します。(2024.01.25更新)

筆者:鍼灸師 赤岩優子

目の痙攣に効くツボ

眼輪筋にあるツボの位置

1.四白(しはく)

黒目から下におりたところの骨の小さなくぼみの辺り 

2.攅竹(さんちく)

眉頭の下の辺りで骨の際のくぼんだ所

3.絲竹空(しちくくう)

眉尻の辺りで、小さくくぼんだ辺り

4.瞳子髎(どうしりょう)

目尻から1センチ程度外側のところ

おすすめのツボの押し方

まゆ毛の3点ツボ押し

おすすめは、2.攅竹と3.絲竹空の2点を同時に押す方法です。

薬指を2.攅竹、人差し指を3.絲竹空において、小さな円を描くように刺激します。(20回程度)

中指を眉の真ん中において刺激すると眉中(びちゅう)というツボも同時に刺激でき、目の疲れにも効果が高くなりおすすめです。

 

※目の周りは皮膚がとても薄いため、指の腹を使い、イタ気持ちいい位の刺激量で刺激します。また、指が眼球に当たらないように注意してください。

目の痙攣の鍼灸治療

目の痙攣は、眼精疲労・精神的なストレスや体の疲れ、などが主な原因と考えられています。

当院の鍼灸治療では、次の3つの内容で改善をはかります。

  1. 眼輪筋の凝りをゆるめる
  2. 心身の緊張をゆるめる
  3. 自律神経の乱れを整える

1.眼輪筋の凝りをゆるめる

眼輪筋に鍼をしている様子

眼輪筋や目の痙攣に効くツボに鍼を刺して凝りをほぐします。この時、おでこや頭の筋肉も緊張している場合は、鍼でリラックスさせます。これらの筋肉を同時にほぐすと、眼精疲労の改善に効果的です。

2.心身の緊張をゆるめる

肩の凝りを鍼でほぐす

精神的なストレスは、体の筋肉に影響を与えて凝りを引き起こします。特に、首・肩・背中・腰などは、ストレスの影響を受けやすい部位です。凝りの状態を見極めて、鍼灸やマッサージで適切にほぐすことで、ストレスの軽減につながり心身の緊張をゆるめます。

3.自律神経の乱れを整える

自律神経を整えるツボ

背中や手・足などには、目や精神に効くツボがあります。鍼やお灸でこれらのツボに刺激を与えると、自律神経のバランスが整いやすくなります。

自律神経のバランスが整うと、涙の分泌が促されてドライアイが改善されたり、ストレスや疲れが軽減されます。

治療コースのご案内

  • 120分コース:14,500円

目の痙攣の他に、全身をくまなくほぐしたいマッサージが好きな方におすすめです。

 

  • 90分コース:11,000円

目の痙攣の他に、気になる症状がいくつかある方におすすめです。

 

  • 60分コース:7,500円

1週間に1回など、定期的な施術をご希望の方におすすめです。

 

  • 美容鍼灸コース(90分):12,500円

目の痙攣とお顔の美容も気になるという方におすすめです。

 

※初回のみ初診料として1,500円がかかります。

 

どのコースが良いかお悩みの方は、お気軽にお問合せください。

お困りの方へ

攅竹への鍼

 

目の痙攣は、目の疲れだけでなく、体や心のストレスが原因で起こることが多いです。

当院は、目のけいれんの治療を得意としており、目の疲れを取る専門的な治療と、体や心のストレスをやわらげる鍼灸を組み合わせて行っています。

目の痙攣でお悩みの方は、ぜひ鍼灸治療をお試しください。

注意が必要な目の痙攣

目の痙攣は眼瞼ミオキミアの場合もありますが、目を開けにくくなる眼瞼痙攣や片側の顔がひきつる片側顔面痙攣という病気の初期症状にもあらわれることがあります。

 

これらの病気の場合は、病院での治療が必要となることがありますので、目が開けにくい、頬や口などにも痙攣がおきる場合や長期間続いている場合は、自己判断をせず、早めに病院を受診することをおすすめします。

 

参考:公益財団法人 日本眼科学会