
こんにちは。
今日は”目の下のクマ”の中でも
”青クマ”の改善におすすめな美容鍼灸をご紹介します。
筆者:赤岩治療院 鍼灸師・赤岩優子
目の下のクマに美容鍼灸がおすすめな理由
【青クマの原因】
- 眼精疲労
- 血流の悪化
”青クマ”とは、眼精疲労や身体の疲れや冷えなどによって血流が悪化することで、目の下の部分の滞った血液が青く透けて見えている状態を言います。
”青クマ”の治療は、目の周りだけを治療をしても、思ったような効果につながらないことが多く、治療効果の持続時間も短くなってしまうように思います。
そのため、お身体全体の調整が効果的と考えます。
当院の美容鍼灸は、全身の状態を見きわめ、目の周り・頭部・首・肩・背中のコリや緊張への鍼治療と疲労や冷えなどにはツボへのお灸などを組み合わせて、お身体全体の血流を効果的に高めます。
施術の特徴
- 眼輪筋と眼精疲労のツボへの鍼を効果的に組み合わせた治療内容
- 首・肩・背中などのコリをゆるめる
- 冷えや緊張感などを診て、自律神経の乱れを調整
1.眼輪筋と眼精疲労のツボへの鍼

目のクマは目の下の骨の辺りに見られますが、そこには”眼輪筋”という目の周りをとりかこむ筋肉があります。
眼輪筋は、目を主に開けたり閉じたりする動きや、目の表情を作る時にも働きます。
PCやスマホ画面を長時間見ていると、多くの場合まばたきの回数が減っています。
眼輪筋も筋肉なので、適度に動かしてあげないと血流が悪くなる原因となります。
また眼輪筋は周りの筋肉と皮膚でつながっているため、まゆ毛やこめかみ・おでこなどにも影響が出やすくなります。
そのため、目のクマの改善には目の周りや額・頭などへの鍼も大切なポイントです。
当院では、
患者さんの状態に合わせて、当院が専門とする眼精疲労の治療も取り入れながら施術をしていきます。
2.首・肩・背中のコリをゆるめる

目のクマの改善には
目の周りの治療にくわえて、首・肩・背中などのコリをゆるめる治療も行っていきます。
患者さんの͡コリの具合を診ながら、必要なポイントに鍼やお灸をして筋肉のコリをゆるめたりマッサージでこわばりをほぐして効果的に血流を促す治療です。
目の下だけでなく、体全体の血流が高まりますので、疲れや・体のダルさ・冷えなどの改善にもおすすめです。
定期的に治療を受けられている患者さんからは、
「疲れにくくなった」というお声もいただいております。
冷えや緊張感などを診て、自律神経の乱れを調整

さまざまな心や体へのストレスは、全身の血流にダイレクトに影響を及ぼします。
私たちの身体はストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
自律神経には2つの神経があり、交感神経はストレスや緊張状態によりその働きが高まります。交感神経は、血管を収縮させる働きがあるため血流の悪化につながります。
自律神経のもう一つの神経である副交感神経は、心身がリラックスした状態で過ごすことでその働きが高まります。副交感神経は、血管を広げ血液循環を高める働きがあります。
交感神経と副交感神経のバランスが整っていると、私たちの身体の基本的な機能が調子良く整っている状態ということになります。
しかし、自律神経は常に一定のバランスではありません。
お天気・気温・ストレス・疲れ・ホルモンバランス…などによりその働きは常に変化しています。
今の時期では、
寒暖差や急なお天気の変化なども自律神経に影響します。
最近では、”気象病”や気圧の変化を感じて身体に不調が起きる方も
増えてきています。

- 冷え
- むくみ
- 不眠
- 食欲の変化
- 便秘・下痢
- 頭痛
- イライラ・落ち込み…など
このような不調はありませんか?
これらは、自律神経のバランスが乱れ始めているサインかも知れませんので、 バランスが乱れ過ぎないよう、ご自分にあったメンテナンス方法を取り入れることが大事だと思います。
まとめ

目の下の青クマは
身体のコンディションが目の下に現れている状態です。
目の下だけに血流の悪化が起きているわけではなく、体や精神的な疲労などが、ある程度蓄積されている状態と考えられます。
当院の患者さんにも、眼精疲労・首肩のコリや緊張・自律神経の乱れなど交感神経が優位な状態が多くみられます。
目を酷使して神経の疲労が蓄積されていたり、常に肩や首のコリを感じていたり、疲れているのに、よく眠れなかったり…など
ツラい状態をなかなかリセットできない状況の方も多いのではないでしょうか。
鍼灸治療には自律神経に作用する効果が認められています。
まだ受けられたことがない方は当院の施術によるリラックス感をぜひ実感していただければと思います。
心身のバランスを崩してしまう前に、早めのケアをおすすめいたします。
詳しくは
美容鍼灸のページもご覧ください。